XMでの口座凍結の流れとは?
XMの口座凍結には、以下のような原因が考えられます。
- 口座の休眠状態が続いた場合
- 口座に対する出金・入金などの異常なトレードがあった場合
- 口座維持手数料が滞納された場合
- その他、不正行為があった場合
口座凍結は、5,000円以上の未決済ポジションがある場合に限ります。
口座凍結された場合、口座の残高が凍結され、口座からの出金・入金・トレードができなくなります。
次に、口座凍結の流れについて説明します。
まず、口座凍結の原因に応じて、XMからメールや電話による通知があります。
例えば、口座の休眠状態が続いた場合、90日間の休眠状態が続くと、口座凍結の可能性があり、メールで通知されます。
口座凍結の通知を受け取った場合、口座凍結を解除するためには、以下の手順を踏む必要があります。
- 凍結原因を解決する
口座凍結の原因を解決するために、例えば休眠状態の場合は、ログインしてトレードを行うことで休眠状態を解除することができます。
また、口座維持手数料が滞納された場合は、手数料を支払うことで凍結を解除することができます。 - カスタマーサポートに連絡する
口座凍結が解除されない場合は、XMのカスタマーサポートに連絡することが必要です。
カスタマーサポートに連絡する際には、口座番号や登録名などの情報が必要になります。 - 解除の確認
カスタマーサポートに問い合わせた後、数日から1週間程度で口座凍結が解除されるかどうかを確認する必要があります。
XMで口座が凍結される理由とは?
XMで口座が凍結される理由には、上述のようにいくつかの要因があります。
ここでは4の不正行為のケースについて考えてみます。
利用規約に違反している場合や、不正な取引行為がある場合が挙げられます。
まず、XMの利用規約には、口座の使用方法について規定されています。
これに違反する行為がある場合、口座が凍結される可能性があります。
例えば、口座をまたいでの両建てやアービトラージのような取引手法が挙げられます。
両建てとは、複数の通貨ペアに同時にポジションを持つことであり、アービトラージとは、市場による価格差を利用して、リスクなしで利益を上げることです。
XMはゼロカットシステムを採用しているため、投資した資金以上の損失が発生しません。
ところが両建てやアービトラージを認めてしまうと、片方の口座で利益をあげ、他方の口座では損失を一定額で抑える、という運用が出来てしまい、ブローカーとして認められないということです。
XMは稼ぎすぎると口座が凍結される?
XMは、NDD方式を採用し、取引によって発生する収益の一部を手数料として得ることで利益を上げています。
NDD方式とは、No Dealing Deskの略で、ディーラー(取引業者)を介さずに直接市場に注文を出せる取引方式のことを指します。
NDD方式は、ECN(Electronic Communication Network)やSTP(Straight Through Processing)と呼ばれる手法で実現されます。
これらは、外部の市場参加者と取引を行うために、ディーラーが提供するプラットフォームと接続されたネットワークのことです。
つまり、市場に直接注文を出すことができるため、取引価格がリアルタイムで反映され、スプレッドが狭く、高速な約定が可能です。
XMはNDD方式を採用しているため、約定価格が市場価格に忠実であり、プラットフォーム上での価格歪みやスリッページの発生を最小限に抑えることができます。
重要なのは、投資家が稼ぎすぎることによってXMが利益を減らすということはないということです。
口座凍結の主な原因は、利用規約に違反した場合です。
複数口座間での両建てやアービトラージを禁止しているXMでは、これらの取引を行った場合は、口座凍結の措置が取られる可能性があります。
また、口座維持手数料が未払いの場合や、休眠口座となった場合にも、口座凍結の措置を取ることがあります。
XMの口座凍結によって不利益を被ることを避けるためには、利用規約を遵守することが大切です。
また、口座残高が増えた場合には、適切な出金を行い、口座に残高が余りすぎないように注意することも重要です。
さらに、取引にあたっては、適切なリスク管理を行い、過剰な取引を避けることが必要です。
XMで口座を凍結されたときの解除の仕方とは?
XMでの口座凍結が解除されるまでの流れは以下の通りです。
- XMサポートに連絡し、口座凍結の原因を確認する。
- 口座凍結の原因を解決する。
- XMサポートに、口座凍結の原因が解決されたことを報告する。
- XMが口座を再開することを承認する。
- 再開手続きを完了する。
口座凍結の原因が「休眠口座」という場合、解除するには簡単です。
口座にログインして、トレードを行えば自動的に凍結が解除されます。
しかし、休眠期間が90日間を超えてしまった場合、アカウントが無効になってしまうことがあるので注意が必要です。
口座凍結の原因が「ボーナス」に関する条件違反であった場合、口座凍結が解除される前に、ボーナスの取り消しや追加の手数料の支払いが必要になることがあります。
詳細は、利用規約をよく確認しましょう。
また、口座凍結の原因が「出金」に関する条件違反であった場合、出金が拒否されたことが原因であれば、違反行為をやめてから出金の申請を行う必要があります。
また、未成約の注文がある場合は、注文をキャンセルしてから出金を申請することが必要です。
口座凍結が解除されるまでには、原因によって異なる期間がかかる場合があります。
例えば、身分証明書の提出が必要な場合は、提出が完了するまで数日かかることがあります。
また、口座凍結の原因によっては、再開することができない場合があります。
例えば、XMの利用規約に違反する行為を行った場合や、不正取引行為が発覚した場合は、口座を再開することができない可能性があります。
口座凍結についての詳細や、再開手続きについては、XMのサポートに問い合わせることをお勧めします。
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